Follow Us.

2021年11月25日(木)高野山による中川寺跡参拝

  • 高野山の皆様が南山進流声明の故郷、中川寺跡を訪れ、実範上人御廟塔前でご法会を営まれました。

  • (2021年11月26日(金) 午後10時16分52秒 更新)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
高野山による中川寺跡参拝

20人以上の僧侶が声明を唱えました。

南山進流声明の故郷

高野山三宝院のご住職で2020年に東寺長者に就任された飛鷹全隆猊下の呼びかけで、南山進流声明の故郷である中川寺にて、今川泰伸高野山宗務総長も参列されご法会が営まれました。本当に思いがこもった声明で、高野山の皆様がこの地を大切にされていることが伝わってくる素晴らしい法会でした。

御廟塔の上の紅葉が鮮やかに黄色く色づき、まるで瓔珞のようでした。中川寺は江戸時代には相当衰退していたそうですから、これだけの皆様がこの谷間に声明を響かせるのはひょっとしたら数百年ぶりかもしれません。少なくとも明治に中川寺が廃寺となって以来150年以上なかったことと思います。歴史的にも意義深いひとときに、立ち会わせていただきましたことに感謝いたします。

高野山では有志の方が、平成21年(2009)以降、毎年一度は御廟塔を訪れ御供養されていたそうですが、来年からは実範上人のご命日である9月10日の午後に、高野山としても御廟塔前でご命日の法要をされるそうです。これまでも毎年午前中には、興福寺が御供養をされています。近年では般若寺・浄瑠璃寺・岩船寺さんが合同でご命日の法要をされるようにもなりました。

ご命日の日に、様々な宗派が集い、それぞれに、時には合同で、ご法会を営まれることは、広く諸宗に出入りして研鑽に励まれた実範上人らしい御供養のあり方と思います。

翌日の奈良新聞朝刊に記事が出ていました。

2021-11-26-奈良新聞朝刊

Map.

更新情報

Calendar.

2021年11月
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930
2021年10月
12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31

Twitter.

このページのトップへ