2024年1月23日(火)大柳生の勧請縄
まだ新しいうちにということで、一回りしてきました。
- (2024年1月24日(水) 午後9時15分15秒 更新)
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藤井のモリの勧請縄
藤井のモリの勧請縄
藤井のモリと呼ばれる供養塔などが置かれている場所の近くに、上脇垣内の勧請縄がかけられます。大柳生ではどの地域もタコをぶら下げるのが特徴です。
夜支布山口神社の御旅所近くに元亀二年(1571)の地蔵石仏がありますが、そのすぐ北側の小屋があるあたりに元は藤井寺という寺院のお堂があったようです。その藤井寺は国道を挟んだ南側まで広がっていたそうですから、供養塔が置かれた藤井のモリは、藤井寺と何か関係のある場所だったのかもしれません。
川の曲がり角に突き出た場所に様々な講が造立した供養碑が置かれています。
須川道の途中にある勧請縄
こちらも同じく上脇垣内の勧請縄で、大柳生から須川に抜ける旧道の途中にかけられています。今年から場所が少し移動して、集落に近い場所になりました。上脇垣内は二箇所設置していることもあって、準備が大変だそうです。今後は一部に既製の荒縄を使うことも考えているのだとか。
昨年前はこの道のもう少し先にかけられていました。
逆さになったタコ、鍬、御幣などが飾られています。
泉垣内の勧請縄
泉垣内の勧請縄は多聞神社の右奥にある専用のポールにかけられています。今は藪漕ぎ状態ですが、勧請縄がかけられている道を行くと筒井順慶が築いたと伝わる大柳生城跡があります。筒井順慶が和泉国から八王子神を勧請して祀ったから泉垣内といい、泉垣内は筒井氏配下の人々が住み着いたところとも伝わっています。
多聞神社の右奥のポールにかけられています。
やはりタコがぶら下がっていますが、逆さではありません。
泉垣内勧請縄と大柳生城跡の位置関係。
塔坂の勧請縄
塔坂の勧請縄は東福寺の奥にあります。勧請縄の左右の地面に御幣がささっています。
山に入っていく道の入り口にあります。
塔坂のタコも逆さ向きではないようです。
下脇垣内の勧請縄
下脇垣内の勧請縄は、大柳生と阪原の境付近の白砂川べりにある弁財天社の前にかけられています。かつては勧請縄を白砂川の対岸まで渡していたそうですが、今は旧道の上にかけられています。
勧請縄の向こうに川があります。
弁財天の前にかけられています。
タコが飾られています。
立派な勧請縄です。
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