2020年3月12日(木)鳴谷線彫阿弥陀磨崖仏
木津川市加茂町高田鳴谷にあると言う線彫阿弥陀磨崖仏を探しに行きました。
- (2020年3月13日(金) 午後5時13分8秒 更新)
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護摩石東側の沢を下った先に磨崖仏がありました
行き方は、次の通りです。
- 護摩石への道を護摩石近くまで歩きます。
- 護摩石のすぐ下の尾根(南東側)の尾根筋を下ります。
- 途中尾根筋がなだらかになるあたりで、針葉樹の中を一つ北側の谷に降りて行きます。ここには古い道の跡があります。
- 一つ北側の尾根筋を降ります。
- 谷底が近づくと斜度が急になり、岩が露出している場所も出てきます。
- 尾根筋が谷底に達した先に鳴谷線彫阿弥陀磨崖仏があります。
実は一度鳴谷を探索したのですが、その時は「こんな谷底に石仏があるとは思えない」という先入観で、怪しい岩だとは思いながらも、「ただの岩の割れ目だろう」と思って、通り過ぎてしまいました。
場所がわかってみると、このすぐ上流の谷間まで、中ノ川町から続く水田がありますので、境界を示す石仏だったのではないかと思いました。いつ頃作られたのか、誰が作ったのかもわかりませんが、素朴な味わいのある阿弥陀様です。
今回帰り道は谷を遡りましたが、笹藪やトゲのある植物の多い場所のほか、ぬかるみがあり、あまり歩きやすいルートではなかったです。帰りも護摩石から降りてきた道を引き返すのが一番歩きやすいと思います。
日が当たらないと像容がわかりにくいです。
柔らかめのブラシで土埃や苔を払ってると、急に日が当たって像容がくっきり浮かび上がりました。
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