本堂前面の扉を全部開けたのはお寺としても初めてのことだそうです。夜のお堂の外から、本堂の中の明るく照らされた阿弥陀如来坐像や四天王像を見るというのはとても新鮮な体験でした。本尊の左右に掛けられたマンダラも美しく、仏像がいっそう輝いて見えました。

門前のライトアップは色が次々と変わる演出。ちょっとお化け屋敷っぽかった気も(笑)。

心願成就のご法要の後、プチコンサートがありました。お堂前面の扉が開いているので、お堂の中からお庭のコンサートを見る皆さん。これまた不思議な光景です。

三重塔の上に火星が輝いていました。

初層が開扉された三重塔。

岩船寺の三重塔は本堂に面している方が正面かと思いきや、その左側、東を向いている方が正面です。

三重塔本堂側。こちらは正面ではありません。

三重塔東面。こちらが正面です。

岩船寺の境内や駐車場では、若い子たちが車や観光客の誘導をしたり、準備やイスの後片付けなどをしていました。聞くと同志社の学生さんだそうです。「きづのもり KIZUNOMORI」という取り組みの一環のようです。

今回の夜間拝観は、木津川市の企画で実現したようで、門前のカラフルなライトアップは木津川市で用意したものとのことでした。皆さん寒い中お疲れ様でした。

観光客を安全に誘導するため、寒い中、各所にボランティアの学生さんが張り付いていました。

こちらの灯篭は学生さん手作りの絵灯篭だそうです。