2021年3月10日(水)観音坂十一面観音磨崖仏
笠置から狭川へ抜ける古い山越えの道にある、十一面観音磨崖仏を訪ねました。
- (2021年3月13日(土) 午前1時24分51秒 更新)
- Tweet
ふもとから300mほど山道を歩くと石仏がありました
観音坂十一面観音磨崖仏への山道は、あちこちプラスチックの板と鉄の棒で階段が整備されていて、思いの外人の手が入っていました。この道は、かつては狭川あるいは阪原へ抜ける山越えの街道だったそうです。確認していませんが、現在は木津川カントリークラブで行き止まりとなっているようです。
山道をしばらく登ると、道から少し離れたところに、石垣を組んで観音坂十一面観音磨崖仏が祀られていました。室町中期の作風とされます。お供えがまだ新しく、地元の方が定期的にお世話をされているようでした。
民家の庭先へ入り込むような路地を辿って、打滝川の左岸(西側)を南へ歩くと、事務所か倉庫のような建物に突き当たります。観音坂十一面観音磨崖仏へは、その裏手の道を登ります。
山道には階段が整備されていました。
山道の脇に、石垣で祭壇が作られています。
右脇の銘文は何と書いてあるのかよくわかりませんでした。「□□五丁」とも読めます。ふもとの町までちょうど五丁(約545m)ほどなので、道標のようなものかもしれません。
Map.
Trackbacks.
更新情報
Recent Entries.
-
2024年9月10日(火)
-
2024年2月28日(水)
-
2024年1月28日(日)
-
2024年1月23日(火)
-
2024年1月23日(火)
-
2024年1月3日(水)
-
2024年1月1日(月)
-
2023年12月13日(水)
-
2023年11月15日(水)
-
2023年11月5日(日)