2016年4月10日(日)中ノ川〜芳山〜地獄谷〜鶯の滝
OpenStreetMap に道を追加するため、地獄谷まで行って帰ってきました。
- (2016年4月11日(月) 午後3時35分35秒 更新)
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![OpenStreetMapで道を追記 OpenStreetMapで道を追記](./i/3.jpg)
OpenStreetMap で道を追記。
笠置街道中川越道のぬかるみやすい場所
ぬかるみ対策で水抜きの溝を掘った場所がどうなっているか見てきました。数日前に強い雨が降りましたが、今まで歩けなかった場所が、歩ける程度に乾いていて、溝掘りの効果はあったようです。一方で今までそんなにぬかるまなかったところがぬかるんでいました。モトクロスバイクかなにかの轍がありましたから、人やバイクが走るようになって、路面の状況が変わったのだと思います。もう何カ所か溝掘りした方がいいかもしれません。うーん…。
![溝を三本掘ったところ。 溝を三本掘ったところ。](./1/1/1/3.IMG_2361.jpg)
山側から染み出す水が直接谷に流れ落ちるよう溝掘りをした場所。
![きれいな水が流れています。 きれいな水が流れています。](./1/1/1/4.IMG_2362.jpg)
溝掘り下直後は泥水でしたが、今は泥がある程度流れて、きれいな水になっています。
![二本目の溝 二本目の溝](./1/1/1/5.IMG_2363.jpg)
二本目の溝。湿ってはいますが、歩ける程度には固い地面です。
![三本目の溝。 三本目の溝。](./1/1/1/6.IMG_2365.jpg)
三本目の溝。水の流れで、ぬかるみを作っていた泥が流れてくれたようです。
県道33号から国道369号に抜ける古い里道
途中にある分岐付近と出口が荒れていますが、大半の区間はよい状態です。昔はよく使われた道だったのでしょう。
![県道33号から国道369号に抜ける古い里道 県道33号から国道369号に抜ける古い里道](./1/1/2/3.IMG_2366.jpg)
比較的よい状態が保たれています。
![分岐の先でかなり荒れています。 分岐の先でかなり荒れています。](./1/1/2/4.IMG_2367.jpg)
分岐の先でかなり荒れています。
![荒れた場所を抜けるとまた歩きやすい道になります。 荒れた場所を抜けるとまた歩きやすい道になります。](./1/1/2/5.IMG_2370.jpg)
荒れた場所を抜けるとまた歩きやすい道になります。
![出口は薮に覆われていました。 出口は薮に覆われていました。](./1/1/2/6.IMG_2373.jpg)
出口は薮に覆われていました。
中ノ川から芳山へ抜ける道の入口
笹薮で入口がわかりにくくなっていました。左の笹薮がうすくなっているあたりが道の入口です。
![中ノ川から芳山へ抜ける道の入口 中ノ川から芳山へ抜ける道の入口](./1/1/3/3.IMG_2375.jpg)
今も山仕事のために軽トラか何かが通るようで、入口には車の轍がついています。
梵字のある岩
国道369号から尾根筋近くまで山を登ったところに、阿弥陀如来を意味する梵字が彫られた岩があります。
![梵字のある岩 梵字のある岩](./1/1/4/3.IMG_2383.jpg)
地元の方がお祀りしているのでしょうか。木の枝や御幣のようなものが岩の前に立てられていました。
![林道の左側にあります。 林道の左側にあります。](./1/1/4/4.IMG_2387.jpg)
林道の左側にあります。実はここで左に折れると、この岩の前を通って尾根筋に出る古い道があります。
![梵字のある岩の前にある斜面を登ったところ。 梵字のある岩の前にある斜面を登ったところ。](./1/1/4/5.IMG_2404.jpg)
梵字のある岩の前にある斜面を登り、尾根の突端に出ると、石切のあとがついた岩がたくさん落ちています。
![この山が石切り場だったことを思わせる岩。 この山が石切り場だったことを思わせる岩。](./1/1/4/6.IMG_2390.jpg)
この山が石切り場だったことを思わせる岩が、林道脇に数多く残されています。
![今もお祀りされている梵字のある岩。 今もお祀りされている梵字のある岩。](./1/1/5/3.IMG_2385.jpg)
今もお祀りされている梵字のある岩。何の目的でここに置かれているのでしょう。図書館で調べましたが、何もわかりませんでした。
尾根筋の古い道を迂回するルート
一年半前このルートをたどったとき(【動画】中ノ川〜梵字のある岩〜芳山二尊石仏〜芳山〜地獄谷〜鶯の滝〜中ノ川)は、笹が刈られ、尾根筋の古い道を行くよりは歩きやすかったのですが、この一年半の間に笹が生い茂り、早晩道がわからなくなってしまいそうな状態でした。
![登り口 登り口](./1/1/6/3.IMG_2393.jpg)
上にある茶畑へ上がって行く登り口。左奥から歩いてきて、ここで右上へ折れます。まっすぐ行くと、鹿害防止柵に行く手を阻まれます。
![登ってきた斜面を振り返ったところ。 登ってきた斜面を振り返ったところ。](./1/1/6/4.IMG_2395.jpg)
登ってきた斜面を振り返ったところ。どこが道なのかほとんどわかりません。
梵字のある岩から尾根筋の道を行く
こちらが昔からある道です。倒木が多く、倒木をくぐり抜けたりしなければならない場所があるものの、笹など下草がないため、現在は迂回ルートより歩きやすいと思います。また迂回ルートより近道です。
![梵字のある岩から尾根筋の道を行く 梵字のある岩から尾根筋の道を行く](./1/1/7/3.IMG_2408.jpg)
尾根筋の古い道は倒木が多いです。
![くぐりぬけなければならない場所も。 くぐりぬけなければならない場所も。](./1/1/7/4.IMG_2400.jpg)
くぐりぬけなければならない場所も。
![歩きやすい区間も残っています。 歩きやすい区間も残っています。](./1/1/7/5.IMG_2401.jpg)
歩きやすい区間も残っています。
![茶畑の奥に出てきます。 茶畑の奥に出てきます。](./1/1/7/6.IMG_2398.jpg)
最終的に茶畑の奥に出てきます。植え込みをかき分けて茶畑に出ます。
芳山、芳山二尊石仏
鹿害防止柵の扉を開けられるところはあまりないので、入口を見過ごさないようにする必要があります。
![鹿害防止柵の出入口。 鹿害防止柵の出入口。](./1/1/8/3.IMG_2409.jpg)
鹿害防止柵の出入口。開けたら必ず閉めましょう。
![芳山山頂 芳山山頂](./1/1/8/4.IMG_2411.jpg)
芳山山頂。517.9m。
![芳山南峰山頂。 芳山南峰山頂。](./1/1/8/5.IMG_2413.jpg)
芳山南峰山頂。520m。尾根道の途中にあり、あまり山頂らしくありませんが、芳山よりちょっとだけ高いようです。
![芳山山頂の少し北東にある芳山二尊石仏。 芳山山頂の少し北東にある芳山二尊石仏。](./1/1/8/6.IMG_2415.jpg)
芳山山頂の少し北東にある芳山二尊石仏。
地獄谷・春日山遊歩道
このあたりの山道はとても気持ちがいいです。
![地獄谷・春日山遊歩道 地獄谷・春日山遊歩道](./1/1/9/3.IMG_2422.jpg)
手入れの行き届いたハイキングコースが整備されています。
![そこかしこでヤマツツジが咲いていました。 そこかしこでヤマツツジが咲いていました。](./1/1/9/4.IMG_2423.jpg)
そこかしこでヤマツツジが咲いていました。
![地獄谷。 地獄谷。](./1/1/9/5.IMG_2427.jpg)
地獄谷。
![地獄谷石窟仏。 地獄谷石窟仏。](./1/1/9/6.IMG_2431.jpg)
地獄谷石窟仏。
![新池の桜 新池の桜](./1/1/10/3.IMG_2433.jpg)
もうかなり散っていましたが、池に桜が映り込んでとてもきれいでした。
![首切り地蔵 首切り地蔵](./1/1/10/4.IMG_2436.jpg)
首切り地蔵。
![春日山石窟仏。 春日山石窟仏。](./1/1/10/5.IMG_2440.jpg)
春日山石窟仏。
![春日山石窟仏。 春日山石窟仏。](./1/1/10/6.IMG_2441.jpg)
春日山石窟仏。
鶯の滝、歓喜天
帰りは鶯の滝を通って、中ノ川へ抜けました。鶯の滝駐車場から林道に入るところに「立入禁止」の札が出ていますが、この道は里道ですので、徒歩であれば通行可能です。中ノ川から来た場合も、鹿害防止柵のところに「立入禁止」と書かれていますが、「立入禁止」ち書かれたところを引くと柵が開くので、通ることが可能です。
![鶯の滝 鶯の滝](./1/1/11/3.IMG_2446.jpg)
鶯の滝。数日前の雨で流量が多かったです。
![興福寺別院歓喜天。 興福寺別院歓喜天。](./1/1/11/4.IMG_2449.jpg)
興福寺別院歓喜天。かつてはここにお堂があり、興福寺の方が住んでいたそうです。
![IMG_2450 IMG_2450](./1/1/11/5.IMG_2450.jpg)
2010年の暴風雨でお堂が壊れ、2011年に撤去されました(参考:jp3pzd's photo diary:興福寺別院歓喜天の建物が撤去 - livedoor Blog(ブログ))。今もお堂跡付近は立入禁止になっています。
![歓喜天近くにある白竜神社 歓喜天近くにある白竜神社](./1/1/11/6.IMG_2452.jpg)
歓喜天近くにある白竜神社。
本日の収穫!
途中でコシアブラを発見! しかしこれだけ山中をさまよい歩いてもみつかったのはこの一本だけ。コシアブラは単独でぽつんと生えていることが多いですね。
![特徴的な新芽。 特徴的な新芽。](./1/1/13/3.IMG_2378.jpg)
特徴的な生え方をする新芽で、この時期はすぐに見分けがつきます。
![手の届く範囲だけ集めてこれっぽっち。 手の届く範囲だけ集めてこれっぽっち。](./1/1/13/4.IMG_2381.jpg)
OpenStreetMap に使うGPSデータが取れました!
ということで、無事 GPS データを記録できました。さっそく OpenStreetMap で今日記録したデータをトレースし、道を追加修正したり、ポイントを追加したりしました。OpenStreetMap はスマホでも見れますから、今回書き込んだ道の情報を活用してもらえるとうれしいです!
帰りは国道369号を通りたくなかったので、旧月ヶ瀬街道を下って、中ノ川球技場へ上り、国道369号を渡ってすぐ、牛塚の方へ入りました。旧月ヶ瀬街道から下中ノ川バス停へ上って、そこから中ノ川町に入り、中ノ川共同墓地を通るのでも、車道を通らずにすみます。中ノ川から芳山へ抜けるルートが荒れているのが残念ですが、楽しい山道なのでまたたまには、ぐるっと回りたいです。
Map.
ルート地図
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