無縁仏とともにお祀りされています。
泥かけ地蔵
狭川両町光明寺南にある中之墓墓地に、無縁仏の奥にお祀りされています。お地蔵さんの、自分の体の悪いところと同じ場所に泥を塗って、傷や病が治るよう祈るとご利益があるということから、「泥かけ地蔵」と呼ばれているのだそうです。多くの人に泥をかけられたためか、今では上半身が欠損しています。
無縁仏の中に道のような隙間があり、「泥かけ地蔵」さんはその奥にいらっしゃいますが、無縁仏の奥は現在灌木に覆われてしまっており、枝をかき分けないとお姿が見えなくなっています。ただ、「泥かけ地蔵」まで道が作られているところを見ると、それほど昔ではない頃までお参りに来る方がいらっしゃったようです。
無縁仏の間に道があります。
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