今週の火曜日(11月10日)、落石で倒れていた浄瑠璃寺奥之院の丸彫不動明王像が、立てられたそうです。
浄瑠璃寺のご住職によると、11月10日に、石屋さんが丸太と滑車を使って、たった二人でお不動さんを持ち上げ、作業の安全と安定、更なる落石を考えて、落ちてきた大岩の上に据え付けてくださったそうです。ご住職曰く、最近倒壊した物置小屋なども、春ごろまでには片付けてすっきりさせたいとのことでした。
明治に造立された丸彫のお不動さんは、これまでは下から見上げていたので、下に立たれると印象がかなり違います。思っていたより大きいと感じました。
落ちてきた大岩がステージのようです。
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