2019年4月18日の浄瑠璃寺花祭りの様子です。
下動画は2019年4月18日に行われた浄瑠璃寺の花祭りのようすです。
浄瑠璃寺では、毎年4月18日午後2時半から、本尊と諸仏のご法要を兼ねて、花祭りが厳修されます。地元の檀家さんが集まるご法要ですが、観光客も参加可能です。ただ、本堂前花御堂での甘茶かけに続いて、本堂内での法要が一時間ぐらいあります。本堂に入るには拝観料が必要ですが、その間、九体阿弥陀仏や吉祥天立像を、正面からじっくり拝むことは難しいです。前を通り過ぎることはできます。帰りのバスの時間が決まっているなど、お急ぎの場合はご注意ください。
ちなみに、本来の花祭りである4月8日は、浄瑠璃寺のご住職は白毫寺の一切経法要に出仕されていて、お寺にはいらっしゃいません。そういった事情もあって、4月18日に花祭りをされているのではないかと思います。
実は4月18日は、亡くなられた浄瑠璃寺前住職のお誕生日でもあります。今日はとてもいいお天気で、本堂右手前にある桜が綺麗な花を咲かせていました。この桜は毎年この頃に咲くのだそうです。よく浄瑠璃寺の法要でお会いするおばあさんが「前のご住職は晴れ男やったからねえ。それで桜も咲いてる。きっと喜んだはる」とおっしゃっていました。
真言律宗諸寺のお坊さま方が集まります。
本堂と馬酔木の花。
三重塔。
四月十八日ごろに咲くという本堂右手前の桜。
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