今年も浄瑠璃寺へ除夜の鐘をつきに行きました。
ライトアップされた三重塔。一般参拝者がライトアップされた浄瑠璃寺を見られるのはたぶん大晦日だけです。
浄瑠璃寺では大晦日の晩、一般参拝者全員に除夜の鐘をつかせてくれます。整理番号「い-108」を過ぎると「ろ-1」がはじまります。また年が明けると本堂で新年の法要が執り行われます。2014年の大晦日に書いた記事でも除夜の鐘の様子をくわしく書いています。
https://www.youtube.com/watch?v=pLiLFqNUYP4
最初に除夜の鐘をつくのはお寺の方々です(上動画/音声小さいです)。
池の東岸から本堂を見たところ。実際よりかなり明るいです。
浄瑠璃寺の大晦日ライトアップ(実際よりは明るめです。) - Spherical Image - RICOH THETA
池の西岸から三重塔を見たところ。こちらも実際よりかなり明るいです。
浄瑠璃寺の年越しVR(実際より明るめです。) - Spherical Image - RICOH THETA
新年午前0時を回るとお正月の参拝のため本堂に人が並び始めます。
午前0時半ごろからは、本堂でお正月の法要が執り行われます。寒い年は凍えるのですが、今年は暖かかったので、本堂の中で座っているのもそれほどつらくありませんでした。法要が終わるころ、ぱらぱらと雨が降ってきました。除夜の鐘を待つ間、雨が降らなくてよかったです。
法要が終わると、副住職さんがお唱えしたお経から語句を引いて、来世の安寧を願うだけでなく、今生きているこの世のうちに、幸せ、つまり悟りの断片をみつけることを大切にするようお話されました。おっしゃったことばは違いますが、だいたいそういう意味合いのことをお話されたように思います。
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