田園風景の中に子安地蔵の地蔵堂があります。
このお堂の中に子安地蔵があります。
「奈良県史 第七巻 石造美術」295ページによると「奉造立逆修□/(梵字:キリーク)/天文八年己亥六月廿四日□」とあり、下方に法名が多数刻まれているとのことです。
妊婦の安産を守護するという子安地蔵。
供養板碑。「(梵字:カ)/大典妙典一千部/天文五丙申年六月六日」
地蔵堂前にある十九夜供養碑(右)。「文化五年(1805)二月五日/十九夜如意輪観音講中六人」
あたりには美しい田園が広がります。
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