須川から大柳生に抜ける古い道の周囲にたくさんの古墳があります。
競馬道第1号墳横穴式石室開口部。
大柳生から須川に抜ける「競馬道」と呼ばれる道沿いにたくさんの古墳があります。
競馬道第1号墳は径22mの前方後円墳で、玄室の天井は崩落していますが横穴式石室の入り口が、南側に開口しています。
道から尾根筋を北に50mほど歩いたところにある競馬道第2号墳は径15mの円墳で、やはり玄室の天井が崩落していますが、東側に横穴式石室の入り口が開口しています。
競馬道第1号墳。後円部から前方部を見たところです。
競馬道第1号墳。前方部から後円部を見たところです。
競馬道第2号墳。横穴式石室の入り口が開口しています。
競馬道第2号墳。玄室は崩落しており、円墳の上部が大きく陥没していました。
競馬道古墳群の西には三角点山古墳群があります。三角点山の高圧電線の鉄塔の東にある三角点が、三角点山第1号墳です。
三角点山三角点(362.2m)。
三角点から少し南に、石室の一部らしき石が地表に露出しています。
三角点近くの三角点山第3号墳。
三角点近くの三角点山第3号墳。入り口は開口していますが中は崩落しています。
北村戸隠神社〜三角点山古墳群〜競馬道古墳群〜須川城跡〜北村城跡 / 弥勒の道プロジェクトさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
奈良と京都の県境を成す古道〜般若寺・浄瑠璃寺・当尾石仏の里・岩船寺・笠置寺を結ぶ道〜の再発見を通じて、奈良と加茂〜笠置の歴史をつなぎなおす「弥勒の道プロジェクト」。このプロジェクトは、誰でも気軽に参加できるプロジェクトです。参加方法は、古道の存在とその歴史的価値をあなたのまわりの人々に伝えること、古道周辺を探検してみること、それだけです!