内ノ倉不動明王像周辺では猛烈な風が吹き下ろしたようです。
内ノ倉不動明王像への道。途中にある放棄された物置小屋の屋根が真下に落ちて、小屋がぺしゃんこに潰れていました。
今年の台風21号による風は凄まじく、内ノ倉あたりでは猛烈な風が上から吹き降ろしたようで、たくさんの木が谷側に傾き、中にはへし折られた木もありました。もともと枯れていた立木などは、ぼきぼきに折れて倒れてしまっていました。
内ノ倉不動明王像へ向かう道。谷側の広葉樹が傾いてしまったために、道に光が差し込み明るくなっています。
以前から大きな枯れ木があったところでは、枯れ木がぼきぼきに折れて倒れていました。
内ノ倉不動明王像の左上にある大きな岩が心配です。岩のすぐ下から斜面が崩れており、今にも転がり落ちそうに見えます。今後大雨や地震でこの岩が転がり落ちるようなことがあれば、最悪の場合、内ノ倉不動明王像に激突して、像を破壊してしまうかもしれません。
大きな岩の下から斜面が崩れています。
夕方頃の方が像容がわかりやすいです。
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