馬場跡奥にある金剛院墓地に石造物が多数あります。
下狭川城の馬場跡と言われる場所。この奥に狹川家の金剛院墓地があります。
馬場跡の奥に狹川家代々の墓所があり、室町時代から江戸時代の石造物が多数あります。
馬場跡脇に立つ室町時代の作と見られる阿弥陀如来像。
金剛院墓地の入口に立つ地蔵菩薩像。「奈良市石造遺物調査報告書 調書編」によると「為逆修道清禅定門/天正八暦庚辰(1580)六月廿四日 施主/敬白」と刻まれています。当尾の赤地蔵ともよく似ています。
墓所には五輪塔や舟形五輪塔などが多数残されています。
金剛院墓地。
「奉法華経一千部供養處/逆修善通禅定門 敬白/天文八年(1539)己亥二月二十四日」
舟形五輪塔が並んでいます。
舟形五輪塔が並んでいます。
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