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2014年2月1日(土)実範上人御廟塔

  • 実範上人のお墓と伝えられている五輪塔です。

  • (2014年8月8日(金) 午前1時27分53秒 更新)
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実範上人御廟塔

実範上人御廟塔。

実範上人のお墓と伝えられる五輪塔です

実範上人(〜1144年)は、荒廃していた唐招提寺を復興するとともに、戒律復興を唱えて東大寺戒壇院受戒式を定めました。中川寺成身院を開いた後も、忍辱山円成寺、浄瑠璃寺、岩船寺などの周辺の山岳寺院に関わったとのことです。晩年は山城棚倉山光明寺に住し、その地で亡くなりました。

こちらの記事「大和中川寺多宝塔」によると、「大正13年の9月この塔は末法の徒輩によって奈良まで搬出せられ、危うく転売の厄に遭はうとした」ことがあるそうで、今ある場所が本来置かれていた場所ではない可能性もあるらしいです。

また五輪塔のあるあたりの小字を「東福」といい、中川寺「東北院」のあった場所ではないかとのこと。「中川寺の寺址は大字中ノ川、小字薬師、東福(北)、地蔵院、清浄院、弥勒院等の地域であり、当時の院名をそのままに毘している」そうです。それぞれの小字のくわしい位置を今度調べてみようと思います。

般若寺のご住職が書いておられるブログには次のように書かれていました。

その奥まったところに大きな木に囲まれて石塔があります。これが中川少将・実範上人の御廟塔と伝わる石造五輪塔です。五輪塔は「壇上積基壇」の上に建ちます。基壇は一辺183センチ四方、高さ50センチ、束石で区切られた二つの羽目石には格狭間(こうざま)が彫られる丁寧な作り。基壇上の塔はとてもよく均整がとれています。一辺85センチ、高6センチの蓮台に乗り、全高184センチを計る。地輪部は67センチ四方、高45センチ。基壇を含め総高240センチの立派な塔です。この辺りは後ろは落ち込んだ地形なので寺の「奥ノ院」「御廟所」的な場所にあたるようです。そして塔の前の笹原は平地が続くようです。

石塔はいろんな作例と比較して年代的には13世紀後半のものと推測されます。実範上人は1144年、平安末期に亡くなられていますから、この塔は没後百年程のちに追慕の供養塔として建てられたのか、弟子の宗観もしくは孫弟子、観験のものかもしれません。いづれの僧たちも当時のそうそうたる名僧でありました。現在では伝承に従い開山上人「実範御廟塔」とするのが適当でしょう。般若寺 春の花だより 3・25: 般若寺 季節の花だより

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写真の位置がわかる Every Trail 版はこちら

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